貿易実務で役立つ資格
貿易実務で役立つ資格
貿易事務は資格が必須の職種ではないですが、専門性が高いため資格取得などを通してキャリアアップが目指せます。主に貿易関連の資格と英語の資格が役に立ちますが、ここでは貿易に関連する資格を紹介します。
貿易実務検定
貿易に関する知識と英語を含めた実務能力を認定する民間資格で、A級B級C級と3つの級に分かれています。B級以上は「貿易マーケティング」という科目が加わるため実務経験者向けです。C級は経験1~3年レベルとなっていますが、未経験でも取得が目指せます。
通関士
貨物を輸出入する際は税関からの許可を得る「通関」を行う必要があります。通関士とは、通関手続きや輸入の際の納税額の計算などを行う貿易のスペシャリストの事です。通関士資格所有者のみが通関士としての業務を行うことができます。貿易実務関連で唯一の国家資格となり、合格率も10%~20%ととても難易度の高い資格です。
国際航空貨物取扱士(IATAディプロマ)
航空貨物運送についての知識とスキルを認定する民間資格です。基礎(Ⅰ)コースと危険物(M2)コースに分かれており、危険物(M2)コースでは合格後も2年ごとに更新が必要となります。基礎(Ⅰ)コースでは、着航空機の種類や機能、航空貨物運送状の作成方法、運賃・諸料金の計算について出題され、危険物(M2)コースでは、危険物の輸送に関する取扱いや危険物申告の作成について出題されます。
貿易事務といっても商社やフォワーダーなどの立場や、輸出か輸入かによって業務は様々です。より専門的な資格を目指す人は「通関士」「国際航空貨物取扱士」、貿易全体の幅広い知識を身に付けたい人は「貿易実務検定」がおすすめです。
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